第九回統合医療研修会
2018年10月5日。 日本がん難病サポート協会主催「第九回統合医療研修会」(定員300名)が開催されました。 衆議院第一議員会館の大会議室にて、年一回の大規模な研修会。 総合司会は前回に引き続き、御高評いただきました女優の甲斐まり恵さんをお迎えいたしました。 開会のご挨拶には、韓国東亜大学代替医学教授で当協会の専務理事でもある秋好憲一が登壇。 ごあいさつと共に、再生医療やヒト幹細胞などの新たな情報も含めたお話も。 続いて、現在、内閣総理大臣補佐官を務めておられる薗浦健太郎代議士に登壇いただき、 熱いご支援のお言葉をいただきました。 講演スタート。 さて、お一人目の講師は一般社団法人国際ひびき生命学会理事の、佐伯吉捷(さえきよしかつ)先生 。 日本国内で特別にカスタマイズされた世界最高峰のスイス製オルゴールの響きに秘められた力を 見出された第一人者です。 世界で最も多くの生物が生息する「熱帯雨林アマゾン」と同じ周波数と響きを持つ、そのオルゴール。 現在、5000以上の症例もあり、医学会でも大きく注目されています。 オルゴールで病を改善された方も登壇され、体験談をお話くださいました。 会場では、オルゴール療法という新たな視点と、その確立された世界観にお客様の興味も集まります。 病気を作るのも、治すのも「脳」であるという結論は、大変シンプルで新しい解釈です。 現代の西洋医療に対する鋭く厳しい指摘もいただき、短い時間ながら非常にインパクトの強いお話でした。 続いてお二人目は、医学博士、エッセイスト、構成作家など多岐にわたってご活躍されている武井こうじ先生。 多方面での豊富なご経験から、様々なシチュエーションでの「ストレス」のお話し。 スライドや資料などは使わず、談話一本で講義されるスタイルも印象的です。 刑務所やスポーツ界のエピソードをもとに、「縛られる」というストレスから開放することの重要性や、 現在多くのお医者さんが患者さんにカラオケなど「歌う」ことを推奨されているというお話も。 歌うことでストレス以外にも誤嚥性肺炎や脳梗塞の予防などに大きな効果があるとのこと。 健康とは 「人間バイオリズムを理解すること」 「健康である素晴らしさを知ること」 「生きがいを持つこと」 と結論付けられました。 医師としての立場にこだわらない、長年のご経験からたどり着いた貴重なお話の数々。 今日から実践できることばかりで大変参考になりました。 そして20分の休憩。今年も会場全体が一台の波動スピーカーによる心地よいBGMに包まれています。
さて後半は、若く夢と才能あふれるゴスペルグループ「URUHAMO」(ウルハモ)さんの演奏からスタート。 今回の研修会は「心」や「感じること」や「音」をテーマに構成いたしました。 1曲目の出だしから、その美しいハーモニーとエネルギーにグッと心をつかまれます。 計3曲をご披露いただき、会場全体が浄化されたような空気に。お客様からも大好評。 続きまして、平田口腔顎顔面外科腫瘍内科「がんヴィレッジ札幌」院長であり、医学博士の平田章二先生。 ユーモアと軽快なトークで、我々も含めお客様の興味を一気に引き付けます。 ご自身の医療現場でのご経験から感じてきた疑問や違和感をはじめ、現在取り組まれている癌治療や、 抗癌成分であるタヒボNFDのことを詳しくお話くださいました。 医師としての立場を生かされ、非常にバランスの良い解釈と診療をされているという印象を受けます。 後半は心の持ち方や死生観、ストレスとの向き合い方など更に深いお話に。 本来あるべき患者さんに寄り添った医療を実践されている素晴らしい先生です。 そして最後は4名によるパネルディスカッション。 甲斐まり恵さんの進行で、鋭く切り込んだ議論が繰り広げられました。 当協会理事長 坂井康起。 そして先ほど、ご登壇いただいた平田章二先生。 武井先生。 ・なぜ癌になるのか? ・医療現場や薬品会社の現状 ・西洋医療における癌治療の実体 ・抗癌剤に関する医師と患者の認識の違い ・統合医療の重要性 ・癌が治る人と治らない人 などなど。 残念ながらここでは9割が公開が難しい内容ばかりです。 その後、質問タイムを経て対談が終わり、無事4時間に及ぶ研修会が閉会しました。 閉会後は同会館の多目的ホールにて懇親会。 100名近くにも及ぶ、非常にたくさんの方々にご参加いただきました。 今回ご用意させて頂いた、本格インド料理店「ガンジス」さんの薬膳スパイスを使ったカレーを中心としたお料理も大好評。 途中、URUHAMOさんも再登場。 そのほか今回初めての試みで、この場を自由に活用していただこうと、健康業界に携わる方々にブースの出展の場をご提供させていただき、そちらも大賑わいでした。 色んなところで名刺交換が行われ、新たな出会いの場としても楽しんでいただけました。 こうして第九回統合医療研修会は盛況のうちに幕を閉じました。 来年は記念すべき第10回目。 新たな試みも計画しておりますので、皆様ぜひともご注目いただければと思います。 研修会の内容につきましては、行き届かない点やご納得がいかない部分もございましたでしょうが、 僅かなりとも皆様のお役に立ちましたら幸いと存じます。 なお、今回の講演内容につきましてご不明な点がございましたら、何なりとお問い合わせください。 当協会スタッフや講師の方々から詳しいご回答をさせていただきます。 重ねて研修会ご参加の御礼を申し上げますとともに、末永いお付き合いのほどお願い申し上げます。一般社団法人 日本がん難病サポート協会 事務局
(掲載日:2018年10月15日)