第八回統合医療研修会
2017年9月14日。 日本がん難病サポート協会主催「第八回統合医療研修会」が開催されました。 衆議院第一議員会館の大会議室にてトータル300名を越える大規模な研修会。 総合司会には女優の甲斐まり恵さんをお迎えしてのスタートです。 開会のご挨拶には、口腔外科医学博士であり当協会の理事でもある、齋藤道雄理事が登壇。 さて、お一人目の講師は株式会社フィートインデザイン代表取締役、久保田敦氏。 オーダーメイドインソールのポテンシャルや、シューズ選びの重要性を中心にお話して頂きました。インソールのパフォーマンステストでは、会場全体がその効果の凄さに驚愕。 続いては、一般社団法人 薬酒・薬膳酒協会代表理事、並びに株式会社HAREMUNE代表取締役、桑江夢孝氏。 薬酒を扱う 「薬酒BAR」 を全国で展開されています。 実体験をもとに、中医学をベースとした自然療法の重要性と、医学の歴史や薬酒の歴史など、興味深いお話が続きます。 どんな病気も、なってからではなく「未病」の段階からの対処が何より重要だと改めて感じます。 3人目は、なんとアメリカ航空宇宙局(NASA)の研究者という異例の経歴をお持ちのウィリアム・ルー博士。 長年、量子の研究をされ、今回非常に画期的なシステムを日本で初めて発表するべく、台湾からお招きしました。 ほとんどの方がはじめて聴く、量子や音の世界の奥深さと、これらの人体への可能性についてお話くださいました。 もっと聞きたかったというご意見も多く、時間の関係で今回お話し切れなかった部分は、また近日発表の場を設けることを計画しておりますので、是非ご期待ください。 そして15分の休憩。 会場全体が波動スピーカーによる非常に心地よいBGMに包まれます。 後半はクリニック真健庵院長、星子尚美先生からスタート。 ご自身が癌を患ったご経験から、医師として、それから患者としてのシビアな目線で、日本の医療の実態や、健康に対する正しい捉え方など、非常に鋭く切り込んでいただきました。 これからは二人に一人が癌になる時代。 健康、そして癌について、深く考えさせられます。 続きまして、ファイナンシャルプランナーの加納智氏による、生命保険のパワフルな活用法。 保険料の支払いの継続が困難になった際に解約を回避する方法や、癌治療に当てることができる、生前給付金についてなど、知らなきゃ損する情報の数々を御提供いただきました。 そして最後は4名によるパネルディスカッション。 なんと三度の癌と潰瘍性大腸炎を自力で克服した経験を持ち、現在は軽井沢で断食道場を営み、日々癌患者と向き合っている松宮隆氏。 当協会研修会ではお馴染みの坂井康起理事長。 そして先ほど、ご登壇いただいた星子尚美先生。 ファシリテーターには、当協会サポーターの金子裕人が担当し、様々な議題で対談が繰り広げられました。 それぞれの豊富な経験でたどり着いた、食の話や、健康の概念、現代医療に対する見解は、切り口は違えど共通点は多いことがわかります。 「自分の体を守れるのは、医療でも医師でもなく自分自身だ」 という、非常に厳しくもシンプルな結論や、 「地球環境を守ることと、自分の体を守ることは同じことだ」 という、星子先生の言葉も非常に強く印象に残りました。 その後、質問タイムを経て対談が終わり、最後に坂井理事長によるご挨拶で、無事四時間に及ぶ研修会が閉会しました。 閉会後は同会館の喫茶室「マリーベル」にて懇親会。 100名近くにも及ぶ、非常にたくさんの方々にご参加いただき、会場は大賑わい。 色んなところで名刺交換が行われ、お客様によるマジックの披露や、講師の桑江さんによる薬酒のサービスも大好評。 大盛り上がりの中、当協会の名誉会長、佐野千遥氏より閉会のご挨拶で解散の運びとなりました。 懇親会に関しまして、ご参加いただいた皆様には、大変ご不便をおかけしましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます。 研修会の内容につきましては、行き届かない点やご納得がいかない部分もございましたでしょうが、僅かなりとも皆様のお役に立ちましたら幸いと存じます。 なお、今回の講演内容につきましてご不明な点がございましたら、何なりとお問い合わせください。 当協会スタッフや講師の方々から詳しいご回答をさせていただきます。 末筆ながら、重ねて研修会ご参加の御礼を申し上げますとともに、末永いお付き合いのほどお願い申し上げます。(掲載日:2017年10月03日)